X6aBKDGd2tHc 1月/ 26/ 2019 | 0

墓石やお墓には特徴のある数え方があり、数える際の単位は基です。あまりお墓を数える発想も思い浮かばないかもしれませんが、普通に数える時には何個という単位で数えてしまいます。助数詞として基は、普段数を数える際にも、ほとんどの人にとって馴染みがありません。すでに完成形のお墓は基で数えられますが、実はこれから組み立てる墓石も同じ数え方です。一般的に頭に浮かぶお墓は、霊園にあるシンプルでこじんまりしたタイプですが、もっと大きなお墓もあります。古墳やピラミッドなどは、まさにダイナミックなサイズのお墓です。エジプトの強大な歴史あるピラミッドも、日本の古墳も全て数える時には基を使用します。基礎になる対象に対しての数え方が基であり、簡単に人の力では到底動かないものを数える際に、基は使われる助数詞です。だからお墓を数えるためだけにあるのではなく、エスカレーターやエレベーターを数える時にも使います。普段何気なく通る歩道橋や、遊園地で人気物の観覧車の数え方も同じです。